1月24日(月)~2月26日(土)
メトロ銀座ギャラリー
東京メトロ日比谷線銀座駅コンコース
(B7.B8 出入口付近)
展示作家:雨宮弥太郎、KAZUKO、浜田修子
ー雨宮弥太郎さんのコメントー
《硯は単に墨を磨るための道具に留まらず、墨を磨るうちに心を鎮め、自分の内面と向き合う為の『精神の器』である。硯に向かう事は禅の石庭に向き合うことと同義である。》
以上が私が硯作品に取り組む基本的な姿勢です。硯は精神的なオブジェとして現代彫刻としても大きな可能性を持っていると考えています。今回の展示は〝硯で禅の石庭を作ろう〟というシンプルな発想によっています。
当初 硯の世界観を伝えようと ~硯の風景~ のように硯に絡めたタイトルを入れようと考えていたのですが、説明的な事は避けることにしました。タイトルとして 『 かなた •
こなた 』としたのは. 彼方=理想の世界. と、此方=こちらの世界・現実 とをつなぐものとしての『硯』の存在を考えたものです。
https://www.metrocf.or.jp/culture/2020/gallery_gz20201016.html